バッファロー製リンクステーションやランディスクにアクセスできない原因と対処法

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RAID機能の有無に関わらず、NASの共有ファイルサーバーの原因と対処法は基本的に同じ

アイオーデータ製のランディスクを使用していたのですが、ある日突然ににアクセスできなくなりました。昨日までは普通にNASは認識しアクセスしていました。原因がまったく分かりません・・・。どのように対処したら良いでしょうか?

IO-DATA製LANDISK(ランディスク) に限らずBUFFALO(バッファロー)製のリンクステーションやテラステーションなど、またRAID機能の有無に関わらず、NASの共有ファイルサーバーの原因と対処法は基本的に同じです。単純には3つの箇所のチェックになります。

 

  1. NAS
  2. ルーター
  3. パソコン

 

番外編:プロバイダーや回線接続事業者

 

それぞれの主なチェックポイントは次のようになります。

 

  1. NASの機能(基盤・設定)
  2. NASの内蔵ハードディスクのファイルシステムやパーテーション論理トラブル
  3. NASの内蔵ハードディスクの故障・物理トラブル
  4. ルーターの無線機能・設定
  5. ルーター自体の故障
  6. ハブの故障
  7. パソコンのセキュリティ機能
  8. 無線パソコンだけの場合、無線機能
  9. 個別パソコンの不具合(ESSID・暗号化キー・無線設定・無線機器・ファイヤーウォール・USBトラブル等)
  10. プロバイダーや回線接続事業者(料金の支払いや契約期間・事業者側のトラブル発生状況)

 

NASの原因と対処法が難しいのは、複数の原因が考えられるため、対処法が多岐にわたることです。ですが通常、不具合の確認ができる個所は限られています。

 

まずは大まかにNAS、ルーター・ハブ、パソコンのどこの時点にトラブルが発生し、アイーデータ製のLANDISKやバッファロー製のLINKSTATIONやTERASTATIONにアクセスできないのか?認識できないのかを確認します。

 

  1. アクセスランプの確認
  2. 固定IPなのにNASにアクセスできない
  3. 全パソコンでの接続テスト(クライアントPC側かNAS・ルーター・ハブ側に原因があるかどうかの確認)
  4. 全パソコンでインターネットに接続できるかどうか(ルーター機能・ハブ側に原因があるかどうかの確認)
  5. 有線接続出来るかどうか(無線機能に原因があるかどうかの確認)
  6. セキュリティソフトの一時停止(クライアントPC側に問題がないかどうか)
  7. 背面のリセットボタンで初期化(最終手段ルーターのトラブルの場合)
  8. 原因が特定できない場合

 

大切なデータを復旧したいなら、費用と信頼度が大切です。

あとで後悔する前に知っておきたいデータ復旧業者の特徴とポイント

 

データ復旧業者比較

 

アクセスランプの警告がないかどうかの確認作業

アクセスランプの警告

ルーターやプロバイダー、回線事業者、クライアントPC、無線機器など様々なケースを想定し、その解決方法や対処法を下記に記載します。しかし、残念ながらアイーデータ製のLANDISK(ランディスク)やBUFFALO(バッファロー)製のLINKSTATION(リンクステーション)やテラステーションの内蔵HDDにトラブルが発生している場合、アクセスランプで警告が表示されます。特にハードディスクのスマートエラーがある場合、エラーが確認できます。

 

メーカーや機種によってもアクセスランプの点灯と点滅回数が違うため、マニュアルを確認するか、メーカーに問い合わせをおこなった方が異常がどこにあるのか判断が早いケースもあります。尚、BUFFALO(バッファロー)製のTERASTATION(テラステーション)の場合、内蔵ハードディスクの台数が4台以上あるケースがほとんどです。

 

RAID機能がある場合、アクセスランプの警告を無視しても、RAIDの耐障害性機能によりNASへのアクセスが問題なく動作し続けることが可能です。

 

ですが、警告を無視し続けると、1台だけではなく、立て続けに2台目のハードディスクに物理障害が発生するケースが良くあります。RAIDの機能やハードディスクの番号によっても障害の発生は変わりますが、2台のハードディスクが故障するとRAIDが崩壊するケースがほとんどです。

 

そのため、まず最初にアクセスランプの警告がないかどうかの確認作業が必要になります。


固定IPなのにNASにアクセスできない

クライアントPCの固定IPアドレス設定

LAN上のすべてのクライアントPCやネットワークプリンター、IO-DATA製LANDISK(ランディスク) に限らずBUFFALO(バッファロー)製のリンクステーションやテラステーションなどのNASやRAIDすべてのIPアドレスをルーターからDHCPでIPアドレスを自動取得していない場合、つまりすべてのネットワーク機器に固定IPアドレスを手動で割り当てている場合、ルーターは基本的に関係がありません。

 

固定IPアドレスを手動で割り当てている場合、ルーターが故障してもインターネットに接続できないだけで、LAN環境は正常に動作するからです。NASだけではなく全てのパソコンを固定IPアドレスで設定している環境下では、全パソコンからNASにアクセスできなかったり、認識できないトラブルが発生した場合、かなりの確率でNASそのものが故障している可能性が高くなります。


全パソコンでNASへの接続テスト

ランディスクやリンクステーションやテラステーションなどのNASを使用している場所では、パソコンが複数台あることが一般的です。ご家庭で使用している場合も最近では増えていますが、NASの利用は複数のPC間でのデータ共有が目的であるケースがほとんどのため、1台のパソコンだけではなく、複数のパソコンでNASにアクセスできるかどうか確認します。

 

全パソコンでNASにアクセスできないのかどうか?
またマイコンピュータに表示されているかどうか?
ドライブの割り当てをしている場合、そこから認識されているどうか?
特に問題が発生しやすいのが、有線と無線の混在環境です。

 

全パソコンで確認をすることで、ルーターやハブまたはNAS側に問題があるのか、クライアントであるパソコン側に問題あるかどうかが分かります。DHCPの自動割り当てでIPアドレスを割り当てている且つ、全パソコンで問題が発生している場合、ルーターやハブまたはNAS側にトラブルが発生している可能性が高くなります。

 

一方、デスクトップPCは有線接続されていて、ノートPCは無線の場合、デスクトップPCでは問題がなく、ノートPCの無線またはルーターの無線側にトラブルが発生しているケースが良くあります。この場合は、各クライアントPC側で個別に問題が発生しているか、またはルーター側の無線機器に問題が発生している可能性があります。

 

この場合、セキュリティソフトの一時停止とインターネットに接続テスト、無線の確認がそれぞれ必要になります。

インターネットに接続できるかどうか

パソコン全台(有線・無線)でランディスクやリンクステーションやテラステーションのNASにアクセス出来ない場合、確認するのは、お使いのパソコンがインターネットに接続できるかどうかチェックすることです。

 

通常、LANDISKなどのNASはルーター・ハブ経由でパソコンと繋がっています。この場合、問題になるのは、NASの調査をするまえにルーターやハブが正常に動作しているかどうかを確認します。

 

インターネットに接続できるのであれば、基本的にルーターやハブは問題ないと考えられます。

 

万が一、インターネットに接続できない場合、ルーターやハブ、プロバイダー、回線事業者などに何らかのトラブルが発生している可能性があります。ハブ自体は早々に壊れるものでもありませんが、それでも精密機器なので経年劣化し故障します。ルーターもまた、パソコン程でなくても故障頻度が高いものです。

 

また、有線のデスクトップPCはNASにアクセスも出来るし、インターネットにも接続できる。ですが、無線のノートPCだけがNASにアクセスも出来ない、インターネットにも接続できないケースがあります。

 

複数の無線のノートPCだけに同様の障害が発生している場合、ルーターの無線機能にトラブルが発生している可能性が極めて高くなります。無線のノートが1台しかない場合や1台だけのノートパソコンに障害が発生した場合、ルーターの無線機能か個別のパソコン問題なのかは、この時点では判別できません。

有線接続出来るかどうか

LANケーブルで有線接続のテスト

複数の無線ノートPCだけがNASのアクセス出来ない。インターネットに接続できない場合、有線でネットワークに接続しテストします。有線のデスクトップPCでは、インターネットに接続できる場合、無線のノートPCを有線で接続すれば通常はインターネットに接続できるからです。

 

尚、BUFFALO(バッファロー)製のリンクステーションの場合、AOSS設定を利用しているケースが多いと思われますが、再設定を試した方が早い場合があります。特に有線のデスクトップPCがない場合、この有線接続テストが必要になります。

 

無線ルータは、有線と無線とでネットワークの設定自体は共通ですが、無線の場合、SSIDや暗号化については無線接続機器ごとに設定が必要になります。有線パソコンでは問題ない場合、クライアントパソコン側に問題があるのかルーター側の無線機器に問題があるのかが不明です。

 

そのためルーター側の無線機器設定を、まず確認します。

 

ルーターのESSIDの確認と再設定エアステーションの場合

 

  • SSIDの確認⇒設定をメモする(ESSIDと表示されているケースもあります)
  • 暗号化の確認⇒暗号化キーを表示させてメモする
  • アクセスポイントの表示⇒アクセスポイントを非表示にしている場合、パソコン側で検出できません。
  • クライアントPC側の再設定⇒SSIDと暗号化キーを再設定する
  • 接続台数の確認⇒接続制限台数を越えていないかどうか
  • IPアドレスの取得確認⇒DHCPまたは固定IPアドレスの確認
  • NASのローカルIP確認⇒ルーターのDHCP範囲外で固定IPとなっているかどうか

 

ESSIDとは、無線LANつまりWi-Fi(ワイファイ)環境下におけるネットワークの識別の一つです。

 

無線環境下での混乱を回避するため個別にネットワーク名を設定します。最大32文字までの英数字を決めることが可能です。SSIDは、同一ネットワーク上で複数のアクセスポイントを設置した場合を想定した設計ではなかったため拡張進化したのがESSIDです。アクセスポイント名とも呼びます。

 

同一ネットワーク上で複数のアクセスポイントを設置した場合でもネットワークを利用できるように開発されたのがESSIDです。現在ではESSIDの意味でSSIDという語句を使う場合もありますが、規格としてはESSIDの方が最新です。

 

SSIDとESSIDはネットワーク識別のアクセスポイント名なわけです。ルーターの製造年月日によっては記載が違うため本記事ではESSIDをSSIDと表記しています。

 

ルーター側の管理画面にアクセスし、このSSIDや暗号化の確認をします。またDHCP機能を無効化し、クライアントPCのIPアドレスを自動取得している場合にはIPアドレスの重複は起こりませんが、DHCP機能を有効化し且つ、クライアントPCのIPアドレスを手動設定している場合、DHCPの割り当てとクライアントPCのIPアドレスの手動設定が重複してしまうケースがあります。

 

新規のパソコンやタブレットPC、スマホをネットワーク上に参加させたり、ネットワーク対応のプリンターを増設した場合に起こりやす症例です。

 

また、ご家庭では起こりませんが、中小企業などでパソコンの台数を急激に増やした場合には注意が必要です。固定または自動割り当てを問わず、クライアントPCの接続台数には制限があるからです。

 

というのも無線ルータが通常の「ルーターモード」での初期設定台数は64台までの制限があるケースがほとんどだからす。普通の家庭ではパソコン台数が64台以上になることはないと思いますが、大企業の部署毎のLAN環境や中小企業では、この台数制限にかかる可能性があります。台数制限にかかってしまったIPアドレスの重複または、そもそもIPアドレスの自動割り当てがされず、ネットワークに参加できません。

 

また、バッファローなどでは、無線化を有効にするAOSS設定が可能ですが、このAOSSは仕様上、クライアントの接続台数は24台までしか接続設定できません。

 

NASをネットワーク上に参加させるには通常、固定IPアドレスが設定されていますが、ルーターのDHCP範囲外で固定IPとなっているかどうかの確認が必要です。
クライアントPCの台数が少ない場合、問題が発生することはほとんどありませんが、新規のパソコンやネットワークプリンターを増設した場合にDHCPのIP割り当てとNASの固定IPが重複してしまうケースがあるからです。

 

IPアドレスが重複した場合、最初に電源をONにし起動した方が有効になり、後から起動した方はIPが重複するため、ネットワークに参加できなくなるケースがあります。

 

またDHCPで自動割り当てをルーター側で実施している場合、IPアドレスが取得出来ているかどうか確認しましょう。この場合、固定のIPアドレスをクライアントパソコンで設定している場合、無線のパソコンが1台だけだとルーターの無線機能が生きているのか分かりません。

 

複数の無線パソコンがある場合には、ルーターの無線機能が有効なのか分かりますが、無線のパソコンが1台だけの場合、固定のIPアドレスを解除し、DHCPのIPアドレスを自動割手で取得するように設定します。

 

無線のセキュリティではWEPなどの暗号化キーの設定をする必要があります。WEPは秘密鍵暗号方式で、暗号鍵の長さは主に40ビットや60ビットまたは128ビットがあります。

 

無線LAN(Wi-Fi)標準の暗号化システムとして採用されています。尚、今日現在、WEPは色々なな脆弱性が指摘されており、使用を中止してWPAなどの後継規格に移行しつつあります。

 

但し、WEPやWPAの規格を問わず、パスワード(暗号化キー)を間違えると、電波的にはアンテナが表示されて接続しているように見えているだけで、ネットワークが切断されているというケースがあるので注意が必要です。

 

ネットワークが確立されておらず、パソコン側が自動取得の設定の場合、IPアドレスを確認するとOSが一時的に割り当てたIPアドレスになります。例えば、169.254.000.111などと表示され、DHCPの割り当て範囲とは無関係のIPアドレスが表示されてネットワークが確立されません

 

またデフォルトの設定ではありえませんが、NASのIPアドレスを自動割手で取得する設定にしている場合、トラブルが起こりやすいためNASのローカルIPは固定しておいた方が安全です。自動取得と固定IPではそれぞれメリットとデメリットがありますが、NASのような共有のファイルサーバーの場合、トラブルの原因解析を早めるためにもローカルIPは固定にしておくことが利便性上も基本になります。


セキュリティソフトの一時停止

セキュリティソフトの一時停止

良くあるケースではありませんが、極稀にセキュリティソフト関連で不具合が発生するケースがあります。
マカフィーやトレンドマイクロのウィルスバスターなどのセキュリティソフトの自動アップデート機能によって外部接続が出来なくなったり、パソコン自体が起動できなくなるトラブルも発生することがあるわけです。

 

過去、ウィルスバスターをインストールしているパソコンやOSが起動できなくなり社会問題化したケースがあるため、確認を怠れません。特に、セキュリティソフトは自動アップデート機能を有効にしてバックグラウンドで作動させているケースがほとんどですので注意が必要です。

 

有線・無線を問わず、ネットに繋がらない・・・。NASにもアクセスできない。数台、または数十台のパソコンがほぼ同時にネットワークに参加できない場合、ルータかセキュリティソフトの同時障害が疑われます。

 

そのため、不具合によって外部接続を遮断してしまっている可能性もあるため、セキュリティソフトを一時的に無効にするか、終了してください。ウィンドウズなどのOS側のファイヤーウォールも有効になっていれば一時的に無効にしてください。

 

ファイヤーウォールはその名の通り、防火壁のため通信を遮断することが基本的な役割になります。通常、インターネットやメールは、この防火壁を通れるようになっているのですが、極稀に不具合を起こし全ての通信を遮断してしまうケースがあります。

 

ファイヤーウォールの無効化

 

この作業と確認は特に新規のパソコンだけ何故かNASやインターネットに接続できない場合の確認に有効です。

 

尚、セキュリティソフトを使用していて、ウイルスバスーなどの停止やWindows側のファイヤーウォールも無効にしても、接続できない場合、無線機器に異常がある可能性が高まります。


個別のパソコンだけNASにアクセスできない場合の問題の切り分け

NASの固定IPアドレス設定

NASの固定IPアドレス設定の確認

LAN上のネットワークの中心はNASではなく、ルーターになります。NASのような共有のファイルサーバーもネットワーク上ではパソコンと同様にルーター側からみればクライアントの1台になります。そのため、アイーデータ製のLANDISK(ランディスク) やBUFFALO(バッファロー)製のLINKSTATION(リンクステーション)やテラステーションのNASもルーターに不具合が発生するとアクセスできなくなったり、認識できなくなったりします。

 

そのためルーター側に問題がないかどうか、まず最初に確認し、問題を切り分ける必要があります。

 

次にクライアントのパソコン側かNASの単独の問題なのかどうかを確認します。

 

下手な予想は判断を誤らせる可能性がありますが、パソコンもNASも4年以上経過すると様々なトラブルが発生しやすくなります。どちらも記録メディアはHDD(ハードディスク)であることがほとんどのため、経年劣化障害が発生しやすいのです。

 

尚、固定IPアドレスをDHCPの自動割り当てに変更した場合、IPアドレスの重複確認のため他のPCやプリンターサーバーの電源をオフした方が確認がしやすい傾向があります。固定IPアドレスやDHCPの自動割り当てを問わず、問題発生個所の特定をスピディーに行うには、IPアドレスの重複がないかどうかを判断する必要があるからです。

 

但し、パソコンの台数が少ない場合には有効ですが、数十台もある場合、ルーターの管理画面にてDHCPの自動割り当て範囲の確認と、固定IPアドレスの確認、そして、自動割り当てのアクセスログを確認するしか方法がない場合があります。数十台もクライアントがある場合、全電源をオフにすることは仕事の都合上や物理的に難しいケースがあるからです。

 

パソコンの台数が少ない場合には論より証拠!?見落としや勘違いがあるケースもあるため、アクセストラブルが発生しているパソコン以外のクライアントを物理的に電源をOFFにしてしまった方が判断がしやすくなります。

 

特定の無線パソコンだけ、NASにアクセスできない・・・。インターネットにもアクセス出来ない場合、個別の原因と対処の問題になります。特にウィルスソフトやセキュリティのファイヤーウォールを一時停止および無効化しても症状が変わらない場合、ノートパソコン内蔵の無線機能や後付の無線機器の故障が疑われます。

 

ノートパソコン、デスクトップパソコンを問わず、USB接続箇所は基盤であるマザーボードの故障などで特定箇所のUSBポートだけが作動できなくなるケースがあります。パソコンの左右、前後にUSBポートである接続箇所があるケースがほとんどですが、左側だけUSB接続しても認識されないといった故障が起きることがあるわけです。そのため後付の無線機器を使用している場合には特に、USBポートを変えて試してみる必要性があります。

 

ノートパソコンのUSB無線子機

 

個別のパソコンだけNASにアクセスできない場合やインターネットに接続できない場合

 

  1. 固定IPアドレスをDHCPの自動割り当てに変更
  2. IPアドレスの重複確認のため他のPCやプリンターサーバーの電源のオフ
  3. IPアドレスの重複確認のためルーターの管理画面にログインしアクセスログで割り当て状況確認
  4. ESSIDの確認と再設定
  5. WEPやWAPの暗号化キー(非表示の解除)の確認と再設定
  6. セキュリティーソフトの一時停止または無効化
  7. WINDOWS側のファイアーウォールの一時停止または無効化
  8. 後付のUSB無線機器を使用している場合、USBポートの変更

最後の手段はリセットボタンで初期化

ルーターのリセット

全クライアントパソコンがインターネットに接続できない場合、ルーターの電源のオンとオフを試し、接続テストします。電源のオンとオフをしても、インターネットに接続出来ない場合、パソコンが1台だけだと原因の特定が難しくなります。

 

特に無線でLAN環境下にある場合、原因特定が難しくなるので、パソコンが1台だけの場合、必ず有線接続テストをしたほうが良いでしょう。無線・有線を問わず、NASにアクセスできないだけではなく、インターネットに接続できない場合、電源のオンとオフを試し、接続テストを確認。それでも、インターネットに接続できない場合、最初に確認する必要があるのは、プロバイダーと回線事業者の状況確認です。

 

あまり例はありませんが、プロバイダーや回線事業者側でトラブルが発生している可能性もあるためです。
また支払状況や契約期間の確認も併せて実施します。

 

パソコンが1台だけだと判断が難しくなりますが、数台、数十台のパソコンで一斉にインターネットにアクセスできない、ルーターを含めて、プロバイダーと回線事業者の確認が必要になります。

 

プロバイダーと回線事業者の確認後、ルーターに問題が発生していると特定できれば、企業や法人の場合、新規のルーターを購入し再設定をおこなった方が良いでしょう。既存の故障が疑われるルーターで再設定をしても、問題が解決せずに時間だけがかかるケースの方が多く、時間と労力の両方が無駄になりやすいからです。

 

個人のご家庭の場合、予算の都合上、どうしても新規のルーター予算が確保できない場合に限り、1度ルーターの背面のリセットボタンを押して、IPアドレス・管理者パスワードの初期化を行い再設定を行いましょう。

 

尚、管理者パスワードを忘れてしまった場合など、様々な原因で初期のWeb設定画面が表示されなくなるケースがあります。

 

コマンドプロンプトにてpingを飛ばしても問題はなくても、Web設定画面が表示されないといったトラブルです。これはルーターで特に起こりやすい症例です。このような場合、リセットボタンを押して初期化しても無駄な可能性があります。ルーターの経年劣化などが疑われるため、買い替えた方が問題解決は早いでしょう。


原因が特定できない場合

さて、ここまでIO-DATA製のLANDISKやバッファロー製のリンクステーションにアクセスできないなどのNASのトラブル原因と対処法を解説してきましたが、すべての作業を実施しても原因が特定できない場合、内蔵HDDでトラブルが発生している可能性が極めて高くなります。

 

またルーターに有線接続しているパソコンではインターネットに接続でき、NASにだけアクセス出来ない場合も内蔵ハードディスクの故障が極めて高くなります。

 

このような場合、交通事故と同じで、まず現状維持に努めることが優先されます。事態を悪化させないことが第一だからです。特にテラステーションの場合、スワップ機能により、ハードディスク交換が可能なケースがほとんどですが、多くの場合、交換作業を行うことでRAID(レイド)が崩壊しやすいからです。

 

そのため、内蔵HDDでトラブルが発生している可能性がある場合、最初に現状維持を保つことを優先し、その上で専門のデータ復旧サービス会社に問合せたほうが安全です。プラッターの記録面にスクラッチ損傷がなく、データが残っていれば、保存したデータの復元を行うことがまだ充分に可能です。但し、プラッターの記録面にスクラッチ損傷がある場合には、データ復元の専門業者でもサルベージすることは困難になります。

 

データが2度と元に戻らず、あとで後悔するまえに、クリーンルーム設備内で物理障害対応できる業者を選び相談してみると良いでしょう。。

 

データピット

データピットドットコムの特徴

ハードディスクの物理障害でも格安なデータ復旧サービス会社。17年以上の実績があり人気です。

評価 評価5
備考 RAID5やRAID6といったNASサーバーにも対応。格安データ復旧業者の代表格。机の上から外付けHDDを落としてしまったといった重度障害にも低価格で対応しているため、個人、中小企業、大企業でも評判

オントラック

オントラックの特徴

信頼性では日本有数なデータ復旧サービス会社。ハードディスク以外の各種メディアにも対応。

評価 評価4.5
備考 法人申し込みと個人申し込みでは料金体系が異なる。現在、法人だけではなく個人ユーザーにも利用しやすくなっている。

アドバンスデザイン

アドバンスデザインの特徴

調査報告内容の評価が高いデータ復旧サービス会社。通常、調査報告内容は詳細には顧客には伝えられません。ですが、このアドバンスデザインは調査内容が的確であり信頼性も高いことが特徴です。

評価 評価4.5
備考 近年、とくにバッファロー製のテラステーションやリンクステーションなどのNASやRAIDサーバー対応にチカラを入れている

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